この記事ではアイスクライマーの下強切り離しについて解説します。
入力
②下強⇒ジャンプ⇒B技
①の場合、相方は空N
②の場合、相方は小ジャンプ+B技 と行動する。
原理
相方にかかる疑似ヒットストップとアタックキャンセルを利用することで切り離しています。
…と色々要素が詰まってるのでごっちゃになると思いますが、下に起きていることをとりあえず書いときます。
起きていること
①本体の下強
②相方の下強が入力されて2F目の段階で本体の下強がヒット(疑似ヒットストップ発生)
③相方の下強をジャンプでキャンセル(アタックキャンセル)
※④相方の空中攻撃をB技でキャンセル
下で更に用語について解説します。
疑似ヒットストップ
アイスクライマーの挙動として、疑似ヒットストップというものがあります。
これは攻撃がヒットしている際、「本体、相方どちらにも同じヒットストップがかかる」というものです。
この仕様により相方の下強が出る前にヒットストップが発生し、そのタイミングを利用することで入力を割り込ませています。
詳しくは下の記事から。
アタックキャンセル
スマブラSPにはアタックキャンセルという仕様が存在します。
これは通常地上攻撃を小ジャンプ+空中攻撃でキャンセルするテクニックです。
これにより相方の下強をキャンセルし、空中攻撃を出させることが可能です。
操作としては、地上攻撃の1-3F目までにジャンプ入力がされていれば成立します。
また、小ジャンプ+空中攻撃を先行入力で出す場合、B技で上書きすることが出来ます。
アイクラの下強切り離しの場合、本体の下強が当たって切り離しが成立する以前に、既に相方の下強が出始めてしまっているため、アタックキャンセルを伴った行動でのみ切り離しを成立させることが出来ます。
実用性
残念ながら、現状はあまり評価されていない切り離しです。
下強が当たれば切り離せる、と聞けば便利そうですが、そいみるく等で横強+ブリザードといった動きの方が使いやすいのが大きい理由の1つですかね。
アイクラの下強は強攻撃の中ではリーチが長くリスクも少ないため、使おうと思えば使えるかも。
下強+NBといった風に仕込んでおくことで滅茶苦茶良いダウンの読み合い、ないしはダウン連まで持っていけるので面白い動き自体は出来るとおもいます。
アイクラでがっつり地上戦をするタイプの方であれば使う機会があるかもしれません。