こちらはそいみるく切り離しの原理、猶予フレームについての解説ページです。
そいみるくのやり方が分からん!という方はまずはこちらの動画をご覧ください。
そいみるくの入力
そいみるくの入力は上の動画でも言っていますが
この通り。
なんでこんな入力になるか見ていきましょう。
そいみるくの原理
※分からなくても問題はないです。入力猶予だけ見たい方は飛ばしてください。
そいみるくって結局どういう原理で切り離してるの?という方は使っている方の中にも結構いるはず。
知らないけど別にOK!という方は見なくても問題ないです。
先に結論を言ってしまうと、そいみるく切り離しはブレーキ中のLスティックの入力方向の違いを生かした切り離しということになります。
・・・
???
となってしまうのも分かりますが順番に見ていきましょう。
ブレーキ中のLスティック入力
まずブレーキ周りについて。
ブレーキ中、前方にLスティックを倒すと走行反転と呼ばれるモーションが出ます。
ブレーキ中、後方にLスティックを倒すと走行反転は行われず、ステップが出ます。
ブレーキの最中にどちらにスティックを倒すかによって、動きが変わってくるということですね。
この性質を利用して、本体には走行反転、相方にはステップを出させているのがそいみるく切り離しということになります。
※ちなみに走行反転中は弱や強攻撃、NBなどによってキャンセルすることが可能です。
では、どうやってこの状態を作り出しているのでしょうか。
本体、相方それぞれの動きを見て確認して見ましょう。
そいみるく切り離しの本体、相方それぞれの行動
まず本体の動きを追うと
走行→ブレーキ→走行反転→攻撃
こうなります。
どの操作で何が起きてるかは以下の通り。
②走行中にニュートラルに戻すとブレーキをします。
③後方にLスティックを倒し、走行反転のモーションに移行します。
④走行反転中のモーションをキャンセルして攻撃をします。
アイクラ全くよく分からん!という人でもスマブラの仕様をある程度分かっていればまぁ想像出来なくはないレベルではないでしょうか。
それでは続いて、
相方の動きを追うと
走行→ブレーキ→1F反転→ステップ
こうなります。
???となるところですが1F反転という性質を利用してるんだな、ととりあえずイメージしてください。
とりあえず起きていることは以下の通り。
②走行中にニュートラルに戻すとブレーキをします。
③ブレーキ中に1Fで反転を行います。
④反転したことにより、ブレーキ中前方にLスティックを倒したことになる為、ステップが出ます。
1F反転についてはこちらの記事。
別に読まなくても向きを即座に変える性質を利用して前方ステップと後方ステップを使い分けてるんだ〜〜ということだけ分かっていれば問題ないかと思われます。
相方に1F反転をさせるには走行反転した後に何かしらの入力がないといけませんので、ここで強攻撃であったりNBだったりを入れる必要が出てきます。
これでそいみるく切り離しが成り立つ!ということになります。
そいみるくの入力猶予
ニュートラル(ブレーキを出すところ)にした次のフレームから1、2、3F…と数えていったとします。
このニュートラルの部分が長い、つまり反転を入れるタイミングが遅ければ猶予が伸びるということですね。
そいみるく切り離しが成功する反転と本体行動を入れるタイミングをそれぞれ見ていきます。
反転を4F目未満でいれた場合(ニュートラル3F未満)
成功しない
反転を4F目でいれた場合(ニュートラル3F)
9F目に本体行動を入力すれば成功(猶予1F)
反転を5F目でいれた場合(ニュートラル4F)
9〜10F目に本体行動を入力すれば成功(猶予2F)
反転を6F目でいれた場合(ニュートラル5F)
9〜11F目に本体行動を入力すれば成功(猶予3F)
反転を7F目でいれた場合(ニュートラル6F)
9〜12F目に本体行動を入力すれば成功(猶予4F)
反転を8F目でいれた場合(ニュートラル7F)
9〜13F目に本体行動を入力すれば成功(猶予5F)
反転を9F目でいれた場合(ニュートラル8F)
反対側にステップが出る(走行反転が出ない)
ニュートラルにする時間が長いほどそいみるくの成功の猶予が伸びていますね。
ニュートラルに戻してから9F目に反転入力をするのが一番猶予が長いですが、1Fでも遅れてしまったら今度は反対側にステップが出てしまうのでそこは注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
感覚で出来てすぐに安定する方も勿論いますが、安定が難しい方、数字で理解したい方に向けて作らせていただきました。
まぁ戦っている最中に何Fで…みたいなことを考えることは出来ないと思うので、あくまでも安定してそいみるく切り離しが出来るための最初のステップとして使ってください。
そいみるくの切り離しが出来るようになりました!のきっかけになれば嬉しいです。